画像の加工が終わったら、とにかく保存しておこう。
gimpならほとんどの画像ファイル形式で保存できる。
画像を保存する方法
gimpのファイル形式は.xcf。これはあらゆる画像の情報を保存することができる。
保存する方法は4種類ある。
- 「保存」:(通常の保存方法)
- 「名前をつけて保存」:(別の形式や途中経過の保存方法)
- 「コピーを保存」 :(作業途中の保険的保存)
- 「テンプレートとして保存」 :(雛形として保存)
「保存」、「名前をつけて保存」、「コピーを保存」の3種類はほぼ同じダイアログで処理する。
「画像の保存」ダイアログにある「名前」にファイルの名前を入力して保存する場所を指定して「保存」ボタンをクリックで保存完了。
「テンプレートとして保存」では「新しいテンプレートを作成」ダイアログに名前を入力して「OK」をクリック。
今の画像ファイルのサイズなどがテンプレートとして保存され、次から「新しい画像」を作成する時にテンプレートが有効になる。
gimpのファイル形式は.xcfはとても便利なのですが今のところgimpでしか開くことが出来ない。
なので加工作業が終了したら広く使われているファイル形式で保存しておこう。
代表的なファイル形式は
- GIF形式
- JPEG形式
- PNG形式
- TIFF形式
これらのファイル形式へは予めインストールされているプラグインで処理される。
GIF形式
Graphics Interchange Format
JPEGと並ぶ代表的な画像ファイル形式。インデックス方式で256色をサポートし1つのファイルの中に複数の画像が格納可能(アニメーションGIF)透過をサポート。
JPEG形式
Joint Photographic Experts Groupe
拡張子は.jpg。24ビットまでの色数を扱うことができる。
透過はサポートしない。
PNG形式
Portable Network Graphics
GIFと似た特徴を持っているがGIFより圧縮効率は高い。
RGBフルカラーとアルファチャンネルを持っているがアニメーションはサポートしていない。
TIFF形式
Targged Image File Format
圧縮方式にJPEGを使用しなければ画像の劣化は起こらない。
色に対する制限が非常に少ないのが特徴。